公認心理士の矢野宏之です。
治療理念
うつ病は、テレビのニュースでよく聞くようになり、どう治療していけばいいか情報が沢山増えてきています。しかし、強迫症、パニック症、社交不安症、恐怖症は、まだまだ正しい知識が普及していないと感じます。特に、精神科を受診していても、詳しく自分の病気を知らないために、改善の方法がわからない場合もよくあります
私の治療では、まず病気に対する正しい知識を学んでもらう所から始めます。どんなことが病気の症状で、なにをすればよくなり、なにをすれば悪くなるのかを、自分の症状を整理する中で学んでもらうのです。
その後、認知行動療法等の治療を行います。通常の精神科病院では、できないことがいくつかあります。例えば、治療の一環として、家で曝露をする、一緒にバス・電車に乗る、人がいる場所に行くなどです。治療の中心として、このような「体験」が必要ですが、残念ながらこのような体験が不足しているために、改善していないケースが多々あります。
カウンセリングの流れ
アセスメント(査定)
自分の病気を治療していくためには、どのような病気なのかを正しくしる必要があります。また、どのような症状がどの程度あるかは、人によって全く違います。このような状態を把握し、どのような治療を考えていくことが大切です。
治療・支援
治療には主に、認知行動療法、EMDRを用います。これらを、現在の状態にあわせて組み立てていきます。
課題とフォローアップ
認知行動療法の場合、必ず課題が出されます。この課題を行えるかどうかが、認知行動療法をしっかりとできるかどうかを左右してしまいます。その為、電話、メール、LINE等によるフォローアップを行なっています。また、カウンセリング後の追加の質問等をお受けしています。
学歴・職歴
- 久留米大学・大学院 心理学研究科 卒業
- 熊本大学医学部附属病院神経精神科
- 九州大学人間環境学府人間共生システム専攻臨床心理学指導・研究コース博士後期課程 単位取得満期退学
専門とする治療法
- 認知行動療法
- 応用行動分析
- EMDR
所属学会
- 一般社団法人 日本認知・行動療法学会
- 日本認知療法学会
- 日本EMDR学会