The When, Why, and How of Worry Exposure

論文
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あまり、心配エクスポージャーについて書かれたものは少ないのではないかと思う。

◯Worry exposure はimaginal exposureの一種

◯心配とは破局的な思考の連鎖である(Wells)

1.患者が暴露される心配場面の選択
一つのストーリーは、一つのテーマ

2.最も最悪な予想の同定
書きだす、絵に書くなど
「もし、そうだったらどうなる?」(いわゆる、下向き矢印法)と質問していく

3.最悪な予想を想像させる
患者は目を閉じて、最悪な予想を出来限り鮮明に思い出すように指示される
イメージは最低でも25分してもらう
想像がそれたら、ノートに書きだしたストーリーを読みなおすことができる
想像することによって喚起される嫌な感情になれることをめざす
嫌な感情を消すために行う試み(中和化)を止めるように指示
例えば、愛する人の笑顔を一緒に想像し、その笑顔が、自分の事故による怪我が最悪のものではない、大丈夫だというサインにしている

4.他の可能性や他の結末を考える
25分後、目を開けてもらい、イメージを手放すように指示する。
最悪な場面の他の可能性、他の結末について可能な限り書き出す

5.評価
患者がエクスポージャー中に、違う感情を経験していないか? 嫌な感情が増加しているか?減少しているか?を評価する。
他の可能性や他の結末が妥当なものであれば、最悪な想像が起こる可能性について話し合う

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