DV加害者の心理

DV
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DVの加害者にみられる自動思考(考え) としては以下の様なものがある。(これが全てではない)

◯暴力の責任を否認する
・酒を飲んでいたので暴力をふるった (酒を飲まなければ暴力はない)
・相手の態度が悪かったので暴力をふるった
・相手の言い方が変われば、暴力をふるう必要はなかった。
・ちょっと押しただけだ/大声を出しただけだ
・(身体的な)暴力をふるったわけではない
・単なる夫婦げんかにすぎない
・私だって被害者だ

◯生育歴に関するもの
・父(両親)と同じように、妻に接しているだけだ
・私自身がDVを目撃した被害者だ
・私は不幸な生い立ちをしたので、暴力的になることは当然だ

◯話し合うことにかんするもの
・時間をかけて話し合っても解決しない
・話し合うことは時間の無駄だ

◯モラルの正当化
・収入がある人の言うことをきくべきだ
・仕事をしている人の方が偉い
・時には、大声を出して怒る(しかる)ことも必要だ

◯行き過ぎた性役割
・家事は女性がするべきだ
・子どもを育てることは女性の仕事だ
・男性が一家の主であり、最終的な決定権は男性にある
・女性は、男性の性的な欲求に答える必要がある
・男性の家での面倒(食事・お迎え)は、女性がみるべきだ

◯我慢に関すること
・私だけが、我慢をしている
・もう、我慢をすることができない
・妻は、我慢をしていない
・私は、我慢をするべきだ(意見をひかえるべきだ)

◯嫉妬・不安
・私が管理しなければ、妻は浮気をするだろう
・居場所を私が常に知っておかなければ、妻は浮気をするだろう
・妻と交友関係がある男性の素性を知り、行動を観察しなければ、妻は浮気をするだろう

色々なパターンがあると思うが、デートDV等に多いのが、嫉妬・不安に関すること、
結婚後に始まるときは、行き過ぎた性役割等が多いような印象がある。

 

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