自閉スペクトラム症の場面のコミュニケーション場面の把握の仕方

自閉スペクトラム症
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○自閉スペクトラム症の場面のコミュニケーション場面の把握の仕方

演劇の台本のように書きだしてもらうことで、どのようなことがその場で起こっていたかを把握しやすくなります。例えば、以下のようにします。

「」が台詞、()が考えたことです。他にもその時の行動や状況も書き足してもらい、ドラマの脚本のようにします。

本人「昨日は、気になってた喫茶店に行ってきたんだけど、とても楽しかったよ」

友人「そうなんだ。あそこ、いいらしいよね」

本人「そうそう、結構、お客さんも多くてね」

… と40分ほど会話

友人「うん、それだったら楽しいよね。あ、もう5時かぁ」

本人「そうなんだね。でね、今度は別の××ってお店に行こうと思うんだけど…」

友人「そっかぁ、えっとうんうん」

少しよそよそしい雰囲気

本人「(なんか急に挙動不審になった? この話面白くなかったかな?別の話題にしようか…)、その店も△△って、のがあって、ほら□□くんって、△△好きって言ってたよね?」

友人「えっと…たしかに好きだったけど。まあ、人並みには…」

本人「でしょ、でね。その△△はさ…」

などのように書いてもらうと、何が起こっているのかがよくわかります。このように書き出してもらうと、他の人が読んでも、どのやり取りから、問題が生じているのかがよくわかります。

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