うつ病がなかなかよくならない原因は?

PTSD トラウマ
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うつ病がなかなかよくならない原因の一つはトラウマ関連の問題が背景にある事があります。

 

HSPの傾向がある

HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは、感受性が強い人達のことです。物理的な刺激もそうですし、人に対する感受性も非常に高いと言われています。様々な刺激に圧倒されやすいという傾向を持っています。

 

エンパスの傾向がある

エンパスは、共感力が非常に高い傾向がある方のことです。エンパスがあると人間関係の中で相手のことを気にしすぎたり、苦しくなったりします。

 

解離症の傾向がある

上記の2つは、精神科では認められていませんが、解離症の方の多くは上記の2つを持っていることが多いのです。解離症は、解離性健忘がなくても、怒った時に人が変わる、気分の波があるなどの様々な特徴を持っています。その中心にあるのは、「自分という概念の輪郭が薄まっている」ということです。自分が見えなくなるので、自分の気持ちも分からない、相手の気持を優先するという傾向も生まれますし、他人の言った言葉に非常に影響を受けたりします。また、トラウマを持ちやすく、自尊心が保てない事が多く、慢性的に自分が悪いという気持ちを引きずったまま生活していることがあります。

 

現在、上記の問題には、薬物療法では効果がありません。そのため、トラウマの治療と共に、自分を強く保つトレーニングをしていく必要があります。トラウマの治療としては、ホログラフィートーク、EMDRが、自分を強く保つトレーニングとしてアサーティブネス・トレーニングが非常に有効です。

 

 

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