パニック障害の治療にもマインドフルネスは大切な視点です。
パニック障害の方は、性格的に結果を急ぎすぎる、頑張り屋さんなタイプが多いと言われています。
結果を急いでしまうということは、ある感情を感じたらすぐに行動をおこしてしまうということです。
一つの説明としては、パニック発作が起こった時に逃げられるように、
常に先を読みながら行動しているため、このような習慣が身についてきているのではないか?とも言われます。
マインドフルネスは、ある感情を感じたら、その感情を処理していかずに観察していくことです。
問題解決をしようと、感情を処理し、行動を起こすのではなく、
今、自分の中にこのような感情があるのだと、処理をせずに眺めていくことが大切です。