症状のチェック・評価に用いるもの

認知行動療法
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現在、私が面接でよく使っている心理検査(症状評価・スクリーニング)になります。
しっかりと症状の評価を行っていくことで、治療の進捗がよく分かるようになります。
もちろん、良くなったという実感も大切ですし、この症状評価に頼らない治療の進捗状況の評価も行います。

◯自閉スペクトラム症
・Autism-Spectrum Quotient: AQ
成人の自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)の方のスクリーニングに用います。

・Autism Spectrum Screening Questionnaire: ASSQ
児童用のスクリーニングに用います。

◯ADHD
・Adult ADHD Self Report Scale: ASRS
成人のADHDのスクリーニングに用います。

・ADHD Rating Scale: ADHD-RS
児童用のスクリーニングに用います。

◯児童の不安障害
・spence children’s anxiety scale: SCAS
これは、児童用の不安障害尺度で、強迫性障害や社交不安障害などの全ての症状が網羅されています。

◯うつ病
・Hamilton Rating Scale for Depression:HAM-D
うつ病症状の標準的な評価方法です

・Beck depression inventory-Ⅱ: BDI-Ⅱ
こちらも非常に有名な自記式の評価方法です。

◯強迫性障害
・Yale-Brown Obsessive Compulsive Scale: Y-BOCS
強迫性障害の症状のチェック、症状の評価に用います。

・Children’s Yale-Brown Obsessive Compulsive Scale: CY-BOCS
こちらは、子供用のY-BOCSです。

他にも、モーズレイ強迫神経症質問紙 (MOCI) ,パドゥアスケール などが有名です。

◯社交不安障害
・Liebowitz Social Anxiety Scale :LSAS
社交不安障害の症状評価に用います。

◯全般性不安障害
・The Penn State Worry Questionnaire:PSWQ
全般性不安障害(心配性)の症状評価に用います。

◯パニック障害
・Panic and Agoraphobia Scale: PAS
こちらもパニック障害の症状評価になります。

・Panic disorder steverity scale: PDSS
パニック障害の症状評価は、これを中心にしています。

◯解離性障害
・Dissociative Experiences Scale: DES
解離性障害のスクリーニングに用います。

◯PTSD
・Clinician-Administered PTSD Scale: CAPS
PTSDの診断に最も妥当性がある半構造化面接です

・PTSD Symptom Scale – Interview: PSS-I
CAPSよりも簡便な半構造化面接です。

・The Impact of Event Scale – Revised(出来事インパクト尺度): IES-R
自記式のPTSDスクリーニング尺度です。

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